鋸山日本寺〜無限階段から先の絶景へ、日本一と世界一への旅〜 : 旅、音楽とバイク

今回の行きたい場所は、千葉県にある鋸山(のこぎりやま)全体を境内とした「日本寺」です。

関東地方である千葉県に、こんなにも体力勝負なお寺が他にあるでしょうか！

では、体力勝負な所以や、境内や景観の見どころなどを見ていきましょう♪

日本寺の場所

【出典】http://www.nihonji.jp/index.html
鋸山の山頂へ行くには、ロープウェイが1番気軽に行けます。

【鋸山ロープウェー公式ホームページ】
http://www.mt-nokogiri.co.jp/pc/p010000.php
住所 : 千葉県富津市金谷4052-1

案内図にもある「鋸山登山自動車道」は、ロープウェイで行くのと同じように、山頂付近まで行ける有料の自動車道なのですが、現在は二輪車の走行が禁止されています。

ですのでバイクで行くなら必然的に、麓に駐車して表参道を行くか、「鋸山観光自動車道(無料)」を通って大仏の麓まで行くか、またはロープウェイで山頂付近まで登るか、となります。

暴走行為を防ぐために、二輪車通行禁止になったそうですが、なんともやり切れない話です。

日本寺が体力勝負な所以

鋸山の全てが境内である「日本寺」ですが、山が境内ということは当然区画を移動する時の傾斜がキツくなります。

半端ないです。

案内図の「山頂エリア」付近には、後述する見どころが沢山あるのですが、麓に駐車して山頂まで歩いて行こうと思うと、ひたすら階段を登って行く事になります！

体力に自信の無い方や、足腰痛めてるなんて方は、無理せずロープウェイなどで山頂へ行く事をお勧めします。

日本寺の見どころ

「日本寺」は、1度参拝に来た人の火の不始末で大火事になってしまい、大量の文化財が焼失してしまったそう。

煙草の不始末だったそうですが、今も参拝料で復旧をする為に頑張っているそうです。

沢山の文化財は焼けてしまいましたが、それでも沢山の見どころがあるのが「日本寺」です！

なんといっても境内は「鋸山」全土！見る所が無いはずがありませんね♪

大仏様

「鋸山観光自動車道」を登った先にある駐車場近くの大仏様です。

日本寺の御本尊で、正式には「薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)」というそう。

日本一大きい大仏で、建設当時は高さ37.7mあったそうですが、風化の崩落等で現在は31m。

それでも十分大きいですね！

千五百羅漢道

大仏広場から階段を登って行くと、沢山の仏像に囲まれたエリアに入ります。

こちらは「千五百羅漢」と呼ばれていて、なんと中国を抜いて世界一の規模なのだそうです！

道の周りを埋める大小様々な石仏は、大野甚五郎英令という人が、門弟27名と共に21年の歳月を経て彫り続けた、生涯をかけた作品だそうで、なんというか、スケール大きすぎてもう良く分かりません！笑

弘法大師でしょうか。

数が多ければ良い訳ではありませんが、それでもなんだか御利益ありそうな気がしますね♪

百尺観音

「千五百羅漢道」を抜けて階段を進んで行くと現れるのが「百尺観音」です。

岩を削って作られた半肉彫りの石仏で、6年の歳月をかけて作られたそう。

こちらもかなりの大きさですが、これを人の手で彫るって、一体どういう感じなのか全く想像出来ません。

しかし完成したのは昭和41年だそうで、そんなに昔な感じがしませんね！

こういう物を見ると、人間って意外となんでも出来るのだなーと、しみじみ思います。

地獄のぞき

お寺の境内でなんとも不吉な名称の場所ですが、身も縮むという意味ではピッタリなネーミングなのです！

これ、アカンやつです。

私は全然高所恐怖症ではないですが、何かこう、漫画みたいにボコッて外れそうじゃないですか、岩が。

いや、絶対外れますってーーーーー！！

地獄をのぞいたところ。

いや、仏様、あなたの懐内でこんな地獄見せないで下さいよ。私、写真見ただけでチビります...。

しかし、この「地獄のぞき」のある山頂展望台は、その絶景から人気のスポットでもあるのです！

駐車場からひたすら階段を登った先のご褒美なのです！

眼下に広がるパノラマは、涼やかな風と共に、疲れも吹き飛ばしてくれるでしょう♪

注意点

山頂まで行く場合は、相当の運動量になるので、幾つか注意点があります。

靴は最低でもスニーカー

もしも麓の駐車場から徒歩で行く場合は、ひたすら階段を登って、更にそこから下ってくる事になります。

そう考えれば、女性ならヒールの高い靴は論外ですし、男性でも靴底のペタペタのオールスターなどは避けた方が無難です。(靴底の薄い靴は、すぐに土踏まずを痛めます)

トレッキングとまでは言いませんが、普通のスニーカーであれば問題はないかと思います。

靴同様に、服装も動きやすさを重視しましょう！

飲み物

階段を登って行く間、自動販売機の類いはありません。

なので、特に夏場は水筒やペットボトルなどで、水分補給出来るものを持って行く事をお勧めします。

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