今回の行きたい場所は、京都にあるお寺「南禅寺」の境内を横切る「水路閣」です。
トップの写真の時点で、お寺の境内にも関わらず、異国情緒たっぷりな建造物ですが、私はぜひ問いたい。
あなたの生まれはどこですか、と。
そんな京都に似つかわしくない風情を持つ「水路閣」の魅力を見ていきましょう!
南禅寺の場所
「水路閣」に行くには「南禅寺」を目指すのが1番手っ取り早いです。賽の目状の中心地から考えると、東側の山の麓の辺りになります。
「水路閣」は、ちょうど「南禅寺」のお堂の南側になります。
南禅寺に行ってみる
日本の禅寺の中で、最も格式の高いお寺。
写真は「京都三大門」のひとつの「三門」です。
境内は国の史跡に、三門は重要文化財に指定されています。
広い境内は歴史を感じさせてくれます!
昔の大きな建物は、内部の開放感が最高です。
京都は全般的に言える事ですが、紅葉の美しさを上手く使っています。
当時の木造の茶系色の建物が、紅葉によってより奥深く感じます。
中華系の朱色を基調としたお寺とは、また違った趣きですね。
冬の厳しさの中に見える美しさも忘れてはいけません。
勅使門近くの蓮池の蓮はぜひ訪れて欲しい場所です!
紅葉のシーズンの「天授庵」も必見です。
水路閣
「水路閣」は、そもそも「琵琶湖疏水」と呼ばれる、琵琶湖の水を京都に送るための水路です。
水路全体が国の史跡に指定されています。
開発当時は、京都の景観を乱すとして、建設の反対意見があったそうで、それも鑑みて赤煉瓦をつかったアーチ状のデザインにしたそうです。
古代ローマの水道橋をモチーフにしたとも言われていて、なるほど納得のデザインです。
水路の下はまたアーチ状になっており、当時の設計者のこだわりが見られます。
そう、何度でも問いたい。お国はどこですかと!
「水路閣」だけを見ていると、とても日本、更には京都の中にあるとはとても思えません!
確かに純日本といった京都の景観は、今後も守って行くべきものだと思いますが、「水路閣」はもはや京都の景観に完全に溶け込んでいます。
秋になると、近くには真っ赤なモミジも見られます。
さて、こちらの「水路閣」ですが、下から眺めてハイおしまい、なんて不粋な事は言いません。
遊歩道を進むと、「水路閣」の上へ出られるのです。
「水路閣」の上も歩道が作られていて、水路の流れを見ながら散歩も出来ます。
しかし、明治に建造された水路が、今でもまだ使われ続けているとは驚きです。
「水路閣」の上の歩道を、水路の流れに逆らって進むと線路跡や発電所などにも行けます。
桜の美しい「蹴上インクライン跡」。開発当時の情景が浮かんできそうです。
蹴上発電所。
発電所も赤煉瓦を使った、当時らしい風合いです。
赤レンガ倉庫などもそうですが、赤煉瓦にはロマンが詰まっているのです!!
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おわりに
純日本の風情を残す京都にある、明治ロマンの象徴の様な「水路閣」。これはこれで、当時の歴史を表す大事な史料でもあります。
今後も是非とも守り続けてもらいたい場所ですね!
【一部写真提供 : 京都フリー写真素材】
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