今回はウイスキー大好きな私が1度は行きたいと思っている山梨県にある「サントリー白州蒸溜所」と、その周辺の北杜(ほくと)市の魅力をご紹介します。
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今さら聞けない、ウイスキーって何?
ウイスキーとは一言で言えば、無数にあるお酒の種類の1つです。
音楽で言うロック・ブルース・ジャズ・クラシック等のジャンルが、お酒で言うビール・ジン・ラム・テキーラ・ウイスキー・日本酒などのように分かれていると考えれば分かりやすいかもしれません。
そのお酒のジャンルの1つであるウイスキーですが、作られた国ごとに名称があります。
バーボン・ウイスキー
タレントのローラさんがCMしている事で有名な「ジム・ビーム」や鳥の絵が描いてあるボトルの「ワイルド・ターキー」等、アメリカのケンタッキー州で生産されているウイスキーの総称です。
甘くて重い飲み口のものが多く、コーラとの相性が最高(さすがアメリカ)なウイスキーです。
黒いラベルで有名な「ジャック・ダニエル」は、アメリカ産ですが、テネシー州で生産されているので、バーボンとは区別されています。
▼ジム・ビーム アップル
ジム・ビームの中でも変わり種のウイスキーです。
アップルジュースのような飲み口の後に来るバーボンらしさが面白い一品。
ソーダ割りがおすすめです。
スコッチ・ウイスキー
世界的に有名な「ジョニー・ウォーカー」等に代表される、スコットランドで生産されているウイスキーの総称です。
製造過程で使われる泥炭(ピート)に由来する、独特のスモーキーな香りが1番の特徴。
スコッチの中でも「ハイランド」「スペイサイド」「アイラ」「アイランズ」「ローランド」「キャンベルタウン」の6地域に分類されていて、飲み手を選ぶウイスキーですが、種類の豊富さや味の奥深さに、ハマると抜け出せなくなるお酒です。
▼ジョニーウォーカー ブラックラベル12年
「ジョニ黒」の名前で親しまれているスコッチ。
まずはこれを飲めば間違いないという代物です。
アイリッシュ・ウイスキー
「タラモアデュー」や「ジェムソン」に代表されるアイルランドで生産されているウイスキーの総称です。
3度の蒸留がなされており、そのお陰で癖の少ないながら奥深い味わいが特徴。
アイルサンド産としては、ビールの「ギネス」も有名です。
▼ジェムソン スタンダード
アイリッシュ入門とも言えるお酒。
癖は無いのに不思議な深みが味わえます。
カナディアン・ウイスキー
【出典】http://ontariostyle.com/blog/staff/item_417.html
「カナディアン・クラブ」に代表される、カナダで生産されているウイスキーの総称です。
ライ麦の香りが特徴で、軽やかで飲みやすい「入門ウイスキー」としても抜群な飲み口。
かつては劣悪なお酒の代名詞のように語られていましたが、今では日本でいう「5大ウイスキー」の1つに数えられる迄に成長したウイスキーです。
▼カナディアン・クラブ ブラックラベル
飲みやすさ重視のカナディアン・クラブの中でも少し刺激の強いタイプ。
それでもカナディアン独自の飲みやすさは健在のお酒。
ジャパニーズ・ウイスキー
「山崎」や「余市」「白州」などの日本で生産されているウイスキーの総称です。
テレビドラマのマッサンのおかげで「竹鶴」はとても知られるようになりました。
丁寧な作り込みで、バーボンなどに比べると棘がなく、上品な味わいが特徴。
▼ブラックニッカ ブレンダーズスピリット
ブラックニッカ60周年ボトル。
「ニッカにハズレなし」と私は思っているのですが、価格と兼ね合わせても最高水準のジャパニーズ・ウイスキーです。
▼産地や熟成期間の違いで、色々な楽しみ方があるのがウイスキーです。
それでは、ジャパニーズ・ウイスキーの中でも緑のボトルがトレードマークの「白州」の蒸溜所を見てみましょう♪
サントリー白州蒸溜所
「ホームページ」
http://www.suntory.co.jp/factory/hakushu/
山梨県北杜市にある「白州」の蒸溜所です。
ここでは蒸溜所内の見学は勿論、ウイスキーの試飲ができるコースなどもあります。(入場、見学共に要予約)
場内施設も充実していて、見所満載な大人の遊び場です。
アクセス
▼東京から電車で約2時間で行けるので、日帰り旅行にも最適な場所です。新宿駅からですと「JR特急あずさ」で小淵沢駅まで約2時間、小淵沢駅から期間限定で出ている「無料シャトルバス」に乗って約15分で白州蒸溜所に着きます。
シャトルバスの運行はこちらをチェックして下さい。
▼車やバイク等で向かう場合は高速道路「中央自動車道」の「小淵沢I.C.」を目指しましょう。
「小淵沢I.C.」から蒸溜所までは、約15分ほどだそうです。
当然の事ですが、車やバイクで行く場合はお酒は飲めません。
一旦ホテル等にチェックインして、小淵沢駅から出ているシャトルバス等を使って行く事をおすすめします!
さて、ここからは「白州蒸溜所」内にある施設の紹介です♪
ウイスキー博物館
世界でも珍しい、ウイスキー専門の博物館です。
ウイスキーの歴史を知れば、お酒の味わい方や嗜み方も変わってくるものです。
若者の酒離れなどとも言われていますが、いつの時代もウイスキーを嗜む大人はダンディなのです♪
1階では日本のウイスキーの歴史に関する資料が展示されています。
2階3階は世界のウイスキーや酒場などの歴史が見られます。
レストラン「White Terrace」
ウイスキーに合った四季折々の食事を味わえる、森のレストランです。
山梨県産の「甲斐サーモン」や「富士桜ポーク」を使った料理も楽しめます。
Bar白州
こちらは場内にあるバーで、限定ウイスキーなども気軽に楽しめます。
世界中のウイスキーを数十種類も取り揃えているそうです!
ファクトリーショップ「In The Barrel」
ウイスキーやグラス、おつまみや蒸溜所限定グッズなどなど、多彩に取り揃えたショップです。
お酒好きな友人へのお土産にも最適です。
北杜市の雄大な自然
お酒やお米の生産には上質な水が必要不可欠ですので、自然環境とは密接な関係があります。
そんな理由から、白州蒸溜所のある「北杜市」は豊かな自然が溢れている素敵な場所なのです。
尾白川渓谷
【出典】http://www.hokuto-kanko.jp
北杜市白州町にある日本名水百選の1つで、いくつもの滝を擁する渓谷です。
【出典】http://www.hokuto-kanko.jp
エメラルドグリーンが美しい「千ヶ淵」は絶対に訪れたい場所です。
サントリー飲料の「南アルプス天然水」の里なんだそうですね。
三分一湧水(さんぶいちゆうすい)
【出典】http://www.hokuto-kanko.jp
北杜市長坂町にあり、戦国武将の「武田信玄」が、農民の水争いをなくすために作ったといわれる用水路です。
【出典】http://www.hokuto-kanko.jp
見ているだけで癒されそうな美しい水です。
【出典】http://www.alps-hs.co.jp/sanbuichi.html
近くに「三分一湧水館」という資料館もあります。
「ホームページ」
http://www.alps-hs.co.jp/sanbuichi.html
千ヶ滝
【出典】http://www.hokuto-kanko.jp
北杜市高根町にある滝です。
落差・幅共に20mの「千ヶ滝」は、間近で見ると水しぶきと相まって大迫力間違いなしでしょう!
清里高原
最高の星空が見られる「清里高原」は、こちらで特集しています。
北杜市の食と施設
【出典】http://www.hokuto-kanko.jp
大自然に囲まれた北杜市には、美味しい食べ物や施設も沢山あります!
廃校喫茶 フィトンチッド
「ホームページ」
http://nishikawa1984.wixsite.com/phytoncide
昭和38年に廃校になった学校を再利用して作られたカフェ。
【出典】http://www.hokuto-kanko.jp/guide/phytoncide
一風変わった、温かく懐かしさを感じさせるカフェです。
酒蔵直営レストラン 臺眠(ダイミン)
「ホームページ」
http://www.sake-shichiken.co.jp/gourmet.html
日本酒を製造している「山梨銘醸」の直営するレストラン。
ディナータイムは完全予約制ですが、地元の食材を生かした旬の料理は美味しくないはずがありません♪
シャトレーゼ白州工場
「ホームページ」
https://www.chateraise.co.jp/enjoy/factory_tour
北杜市白州町にある、森の中のお菓子工場です。
私の家の近くにも「シャトレーゼ」の店舗がありますが、とても美味しいお菓子が沢山あります。
【出典】http://www.hokuto-kanko.jp
こちらでは、ガラス越しに工場の見学ができます。(ガイド付きの場合は要予約)
家族みんなで見学に行くのも楽しそうです。
そして、この施設の1番凄いところは、見学に行くとアイスが無料で食べ放題なのです!
私はお腹が弱いのであまり食べられませんが、アイス好きな方にはとてもおすすめです♪
道の駅 はくしゅう
【出典】http://www.hokuto-kanko.jp/
「ホームページ」
https://www.michi-no-eki.jp/stations/view/378
北杜市白州町にある道の駅です。
バイクで旅をする時は、道の駅の存在は本当に助かります。
休憩や食事、地域の特産品など、選り取り見取りです!
【出典】http://www.hokuto-kanko.jp/
道の駅「はくしゅう」も例に漏れず、沢山の特産品が売られています。
宿泊施設
大自然に囲まれた「北杜市」に泊まるなら、やはりその自然を感じなくては意味がありません!私が個人的に泊まりたいと思う施設をご紹介。
ネオオリエンタルリゾート八ヶ岳高原
【出典】http://yatsugatake.izumigo.co.jp/premium/
自然と触れ合うのであれば、やはりコテージで決まりでしょう♪
「ネオオリエンタルリゾート八ヶ岳高原」には沢山のコテージがあり、中には「プレミアムコテージ」なる最高級のコテージもあるようです。
内装もとても素敵です。
おわりに
ジャパニーズ・ウイスキーの「白州」と、それを培う「北杜市」の魅力の旅はいかがだったでしょうか?ぜひ今年の夏に訪れたい場所です!
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おまけ・特産品
北杜の熟成 黒にんにく
北杜市で生産されている黒にんにくです。
皮をむいてそのまま食べると、フルーツのような自然な甘みと酸味が楽しめます。
栄養も満点です!
「おもいろトマト」のトマトジュース
北杜市で生産されている「おもいろトマト」を使ったトマトジュースです。
原料はトマトのみで、水・食塩・糖類等は一切不使用の無添加トマトジュースだそうです!
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